技術同人誌の刊行を推奨し続けて来て解ったことですが。
「書籍を刊行し得る能力を持った方ほど多忙で執筆している暇がない」
というごくごく当然の結論です。
『技術同人誌イベント参加には興味があるが、本を書き上げるほどの時間はない』
というお声を多く頂いたので、折衷案的な刊行形態を提示致します。
下記の画像をご覧頂きたいのですが、A4用紙に出力・頒布する事を前提とした構成にしております。
便宜的にテックペーパーと命名致しました。
このひな形は応用物理学会・生命科学学会の方にお願いした物です。
依頼の際、『ご自身の所属する業界か学会の去年一年の動向をダイジェストとして纏めて頂きたい』とお願い致しました。
銭けっと・技術大祭に関しては、このペラ紙(テックペーパー)頒布のみでの参加も歓迎致します。
技術者には広宣啓蒙の為に時間を割いて欲しい反面、これ以上時間を奪いたくありません。
ですので、このペラ紙1枚を以て、是非ともテックイベントに参加頂けませんでしょうか?
切にお願い致します。
【補記】
それなりの技術同人誌コレクターとしての立場から言わせて頂くと、自分があまり関心の無い分野の情報は書籍ではなく、ペラ紙に纏めて下さった方がありがたいです。
逆説的になってしまうのですが『捨て易い媒体』の方が多くの読者を獲得出来、結果的にマーケットから見捨てられずに済むのではないでしょうか?